2024年3月後半 AI記事ピックアップ

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Googleから軽量で商用利用可能な大規模言語モデル「Gemma」が公開されました!従来の「Gemini」よりも軽量化され、GoogleクラウドのVertex AIとGKE上で利用可能になったのは朗報です。

パラメータ数の異なる2つのモデルサイズと、事前学習済みモデルとタスク特化型モデルの選択肢があるのはいいですね。

商用利用も可能なので、あらゆる組織がAI技術を積極的に活用できるようになります。

またこれは「オープンモデル」という形式で、ソースコードの変更などができるオープンソースと異なりますがパラメータの重み変更などが可能なので使いどころの多いAIとして受け入れられるかもしれません。

BigQuery に今回の記事で取り上げられている「materialized views(マテリアライズド ビュー)」という機能が追加されれば、ビッグデータ分析の効率がぐっと上がりそうです。

マテリアライズド ビューは、あらかじめ計算されたビューのことで、よく使うクエリ結果をキャッシュしておいてくれる機能。これにより、毎回同じクエリを実行する必要がなくなり、分析パフォーマンスが向上するとのこと。

特に、Amazon S3 上のデータを参照する BigLake テーブルに対してマテリアライズド ビューを作成できるのは便利ですね。S3 からのデータアクセスは必ずしも高速ではないため、頻繁にアクセスする部分の結果をキャッシュ化できれば、分析スピードがかなり改善されそうです。

今後、BigQuery がマテリアライズド ビューに対応するのかどうか、そして BigLake との連携はどうなるのか、続報が気になるところです。

35年の歴史を持つ「しまじろう」と生成AI技術の融合は、幼児教育に新たな可能性をもたらします。自然な会話を通して言葉の豊かさを育むAI「しまじろう」は、忙しい共働き家庭にとって夢のアイテムかもしれせん。私の家でも4月からこどもちゃれんじをはじめましたが、とってもきになります・・!早くつかってみたい。

一方で、AI特有の違和感や情報リテラシーへの不安も存在します。親の積極的な関わりと情報リテラシー教育が重要となる中、AI時代の幼児教育は新たな可能性と課題を秘めています。

サカナAIさんの「進化的モデルマージ」は、AI開発の常識を覆す可能性を秘めていそうですね! 既存モデルを組み合わせて、自動で進化するAIを生み出せるなら、開発コストや期間の大幅な削減につながりそう。論文の内容が気になるところですが、今後AI開発のブレークスルーとなり得る期待感でいっぱいです!

この記事では、AI時代における「作文力」の重要性に焦点を当てています。デジタル化が進む現代社会で、物理的に手を動かして文字を書く機会が減少している中、子どもたちが作文を苦手と感じる理由や、それを克服するためのアプローチについて述べています。特に、ChatGPTのような技術が文章作成を簡単にしてしまう今、自分自身の「個性」や「価値」を言葉で表現する力がますます重要になっている点が強調されています。ここは筆者も強く共感します。

教育の現場で子どもたちに深い思考や想像力を育むための作文の指導が求められているそう。”結局は地道な努力が大事”という結論が印象的ですね。

この記事は、ChatGPTの競合である「Claude 3」の紹介と使い心地についての詳細なレビューを提供しています。Anthropicによって開発されたこの大規模言語モデルは、様々なモデルのバリエーションと共に、その巨大なコンテキストウィンドウによって特に注目されています。記事では、Claude 3が提供する高度な機能、利便性、そしていくつかの制限について語られています。特に、その処理能力とユーザビリティにおいてGPT-4を超える点が強調されていますが、完全な信頼性にはまだ達していないという正直な見解も示されています。

今回は以上です。

読んでいただきありがとうございました!

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